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2024-01-31

12・1月|温める・蓄える・乾燥対策 – 糸島カキ(牡蠣)のミルク生姜スープ|糸島市・糸島漁業協同組合

こんにちは!㈱アジアン・マーケットの国際薬膳師・室井です。

この「福岡食材×四季の薬膳 – 季節に合わせて地域を楽しむ」コラムでは、薬膳の考え方を参考に、季節に合った福岡のおすすめ食材と作り手とをご紹介

そしてその食材の持つ効能を伝え、簡単なアレンジレシピで楽しみ方もお伝えしています。

★このコラムには時々「中医学」の専門用語が出てきます。もし言葉の意味がわからなくても、漢字の組み合わせなどから想像できることが多いので、気軽に楽しんでみてくださいね。

12・1月 – 冬その2

今月も冬の養生のお話しです。

先月のコラムでは、冬の養生ポイントは2つあり、1つ目のポイントは、温めること。

2つ目のポイントは、蓄えることだとお伝えしました。

(★詳細は11月のコラム「春に向けて蓄える」を参照してくださいね)

“温活”なんて言葉も出てきているこの頃。

身体を冷やさないのが大切、というのはもうある程度、共通認識かもしれませんね。

では、薬膳の考えの元となっている、中医学的にはどうでしょう。

じつは、冬の臓器である「腎(じん)」は別名:「水臓(すいぞう)」とも呼ばれており、冷えるのが嫌いで、冷やすと働きがニブくなります

「腎」は、全身の臓器を動かすもとになっている「精気(せいき)」を貯蔵する役割。

腎が活発になれば、冬にエネルギーをたっぷり蓄えて、春から元気に活動できます。

冬の薬膳には、冷えない食べ方や食材を選択し、身体を温めていきましょう!

★温活ポイントその1 – まずは冷やさない!

温める前に!そもそも、冷やさないようにすることが大切。

冬にも普通にしてしまっているけれども、控えて欲しいのは、下記のようなことです。

【冬は控えよう!な行動】

  • 冷たい飲み物(※体温以下のものは✕)を飲む
  • 生野菜やサラダを食べる
  • きゅうり・ゴーヤ・トマトなど、夏野菜を食べる
  • 緑茶を飲む

上記は、中医学的に「身体が冷える」と言われていることです。

一般的に身体にいいとされているサラダも、身体を冷やすことのひとつなので注意。

もし手軽にサラダを食べたいときは、電子レンジで温野菜にすると良いでしょう◎

また、夏野菜や緑茶は涼性・寒性の身体を冷やす性質のものが多いため、冬は控えめに。

★温活ポイントその2 – 温める食材を取り入れる

反対に、冬に身体を温めるのにおすすめなのは、下記のようなことです。

  • 食材に火を通す
  • 身体を温める食材を取り入れる 
  • ↑ ★具体的には …… 生姜・白ネギ・にら・ニンニク・鮭・鯵・海老・ラム肉・クルミ・胡椒・唐辛子・黒砂糖 など
  • 紅茶・コーヒー(ただしコーヒーは利尿作用があるので飲みすぎ注意!)を飲む

ただし!温める食材は食べすぎると、身体に熱がこもりやすくなります。

特に手軽な生姜の使いすぎには注意。

極端にやらず、毎日少しずつ、取り入れるようにしましょう。

12・1月の福岡食材|糸島カキ(牡蠣) / 糸島漁業協同組合(JF糸島) / 糸島市

12・1月・冬の食材は、福岡県糸島市「糸島漁業協同組合(糸島漁協)」さんの「糸島カキ(真牡蠣)」です!

【作り手紹介】糸島漁業協同組合(JF糸島)

ここ10年ほどで全国的にも名前を知られるほどになった、福岡県糸島市の牡蠣小屋。

平成25年には約26万人、平成30年には約53万人が糸島の牡蠣小屋を訪れ 、福岡県内外のファンにとってはたまらない糸島グルメの聖地に。

「もう何度も食べたし、知ってるよ!」という方も、じつはまだ知らない?!おいしさや品質、安全性への努力があるんです。

漁師さんたちがかける手間暇・丁寧な作業

牡蠣小屋の裏側の船上では、漁師さんが水揚げした牡蠣の選別作業を黙々と。

選別作業が終わった牡蠣は、ひとつひとつ手作業で丁寧に磨かれていきます。

そして、既に来年にむけて準備をされています。

こちらは、ホタテの殻に牡蠣の稚貝をつけたもの。

このホタテの殻を2本の紐に挟んで巻きつけて落ちないようにします。

その後、海上の養殖いかだに吊るして、約1年かけて来年の牡蠣小屋での提供用に成長させます。

約1年かけ育て、手間ひまかけた「糸島カキ」ですが、無事に育つのは3割くらいとのこと。

7割も死んで食べられないの?!とは、驚きです。

糸島カキ(牡蠣)|安心安全への取り組み

牡蠣は、水揚げされた後は、殻をひとつひとつ磨き紫外線殺菌された水の中に24時間つけておきます。

また、約20年前には糸島漁協でカキ部会が立上げられ、糸島カキの安全性をできるかぎり守るために

  • 24時間紫外線殺菌
  • 定期的な細菌等の検査
  • 福岡県の基準値より厳しい値を糸島漁協独自に設定

などの規定を設け、お客様に安心安全な「糸島カキ」が提供できるよう取り組まれています。

糸島カキ(真牡蠣)の効能

冬は、先月からお伝えしている、“温める”・”蓄える”に加え “乾燥” も、気をつけることのひとつ。

薬膳的に見ていくと、牡蠣は冬の臓器「腎」に働きかけ身体を潤す食材です。

ただし牡蠣」は平(微寒)性で、身体を少し冷やす食材なので、冬に食べるときは、火を入れる・身体を温める食材と一緒に食べることを心がけてください。

糸島カキ(牡蠣)ボイル剥き身真空冷凍パック

今回の薬膳レシピでは「糸島カキボイル剥き身真空冷凍パック」を使用します。

生の「糸島カキ」を、

  1. ボイルにして
  2. 剥いて
  3. 真空冷凍パック 

にした「糸島漁業協同組合」さんの商品です。

殻が剥いてあるからとっても便利で、既に火が通してあるため、手軽に使えておすすめです。

(★購入先はこのコラムの最後でご紹介)

冬のレシピ|糸島カキ(牡蠣)のミルク生姜スープ

身体に潤いを与える「牡蠣」と「牛乳」に、気(身体のエネルギー)を作る「じゃがいも」、血を作る「人参」、そしてそれらを全身に巡らせる「青梗菜」「玉ねぎ」が入った、“乾燥対策”と”蓄える”のにピッタリのレシピです。

また、すりおろし「生姜」を使い、牡蠣の冷やす性質を抑え、身体を“温める”こともプラスしています。

★レシピ詳細★

材料(2人前):糸島カキ200g、牛乳100ml、水200ml、ジャガイモ1個、人参2分の1本、青梗菜2分の1束、玉ねぎ2分の1個、生姜1かけ(10g程度)、塩適量 ★味が薄いと感じる方は少しコンソメを入れても

  1. 糸島カキを解凍し、水で軽く洗っておく。
  2. じゃがいも、人参、青梗菜、玉葱を食べやすい大きさに切る。生姜はすりおろす。
  3. 2と水と生姜を入れ、火が通るまで煮込む。
  4. 牛乳を加え、沸騰しない程度に温める。
  5. 糸島カキを加え、少し煮る。
  6. 塩で味を調える。 ※入れる方はコンソメも

冬は温める、蓄える、乾燥を防ぐ、を意識して

春に向けて元気をチャージする季節、冬。

“温める””蓄える”を軸に、“乾燥を防ぐ”も意識して食材を選択しましょう。

糸島では、冬の牡蠣小屋もおすすめです♪

そしてせっかく食べるなら、福岡県産のとってもおいしい食材を取り入れてみてくださいね♪

今月の福岡食材は「糸島漁業協同組合(JF糸島)」さんの「糸島カキ」でした~!!

それではまた来月、お会いしましょう♪

糸島漁業協同組合|インフォメーション

住所(本所):〒819-1334 福岡県糸島市志摩岐志778-5

TEL:092-328-2311

★「糸島漁業協同組合」の「糸島カキ(牡蠣)」を購入できる場所

糸島カキボイル剥き身真空冷凍パック(500g×2袋):https://www.yokamon.jp/ichiba/c200756/22

生鮮(※旬の時期限定):

3kg:https://www.yokamon.jp/ichiba/c200756/52

5kg:https://www.yokamon.jp/ichiba/c200756/53

10kg:https://www.yokamon.jp/ichiba/c200756/54

国際薬膳師|室井 友希 プロフィール

写真左。「糸島カキ」の漁師さんを取材時の1枚。写真右はアテンドしてくださった「糸島漁協」の鹿毛課長。

1991年1月1日生まれ。

「株式会社アジアン・マーケット」ディレクター。福岡県内の小規模事業者を中心に、商品開発・営業・販売・企画運営などを行う。

福岡県の魅力発信サイト「もっと福岡」のライターとして、県内300か所以上の取材&記事執筆。

自分の不調をきっかけに、健康管理の一環として薬膳の世界を学びだし、2023年に「国際薬膳師」の資格を取得。

趣味はジャズダンス。


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