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2016-12-22

【博多女子高校×糸島】地方創生★商品開発プロジェクト2016

博多女子高校商品開発2年生と福岡県糸島市の地方創生プロジェクト

2016年の夏に入るちょっと前。糸島市野北のとあるカフェで糸島市シティセールス課のOさんとの会話からが全てのはじまりです。

それは福岡県糸島市の地方創生アイデアをリアルにどうするか。でした。

そして、糸島市と博多女子高校で動き出したのは9月。そこからスタート。

マーケットとターゲットの意識

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博多女子高校2年生商品開発クラス43名。

このメンバーでスタートです。2クラスから希望者が集まったメンバー。

5つの8人程の班に分け、班で行動するところからスタート。

違うクラスから集まった班なので、話したこともない人とも一緒になっています。

「班で話し合って、共有して、決めて発表する」

この行動を当たり前としてスタートするところから始まりです。

 

マーケットとターゲットを考えた上での商品決定にむけて

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慣れない状況の中でも班で話し合っての意見を基本的にその時間内で発表してもらいました。
やればできる 笑

候補の材料を自分たちで試す

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候補の材料(食べ物)は、福岡の人が糸島で生産されているとはほとんどの人に知られていないモノです。

なので、取り扱い方がわからない!

素材として何に合うか、何が合うか。まずは自分たちで試しました。

この素材は糸島市そしてJF糸島(漁協)の協力で準備をしていただいたものです。

福岡のスーパーにも並んでいないものなので。

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素材の次は料理に試す。つまり、「研究開発」

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自分たちで試して、マーケットとターゲットを常に意識してどう伝えたら想定ターゲットに使ってもらえるかの材料を集めます。

トライアンドエラー。

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ボールの中にその素材が入ってます。

使い方が分からないのでとにかく入れちゃいます笑

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野菜炒めに使うのを試してる班

「肉からいれるんやったかな?」 そんな会話が...

野菜炒め自体を試してませんか?!笑

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出来上がったチヂミ班で先生も一緒に考えます。

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理事長も心配で各班をまわってます。

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出来上がった天ぷら班でうちのスタッフ室井が仕事放棄して食いつこうとしてます笑。

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私が食いつきました。で、天ぷらはいけます!

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試食が終わったら、班でまとめて次回報告!

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各班でとりまとめ。リアルになった分、かなり真剣です。

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班ごとにみんなに発表。

想定ターゲットにとってよかった点、悪かった点、さらに知りたいことは何か。

ここまでの情報を全員で共有したうえで、まずは一区切り。

 

マーケット、ターゲットそして商品の性質を考慮し、視覚的にどう表現?

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答えはさまざまです。

なので、今年の福岡デザインアワードにうちが関わった3商品それぞれの「考え方、なぜ、だから」をまずは知ってもらいました。

それぞれのターゲット、マーケット、商品の性質を考慮した上でどう落としこんだか。

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そして答えは彼女たちに考えてもらいます。実践です。

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班ごとに視覚的に落としこむ材料は何が必要か、みんなに伝えてもらいます。

そして、それはここまで試した内容を踏まえてマーケット、ターゲットを基準にして。

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さらに具体的にパッケージに落とし込む為に各班でとりまとめた5つの意見の相違点、共通点をクラス全体で共有。

自分たちで試したコトを踏まえて、ここまでしつこくマーケット、ターゲットを意識してもらっての意見はその基準をちゃんとふまえているんです。
博多女子高校商品開発2年生の彼女たち、やり手になりかかってます!

社会にとっての即戦力です。

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そして、各班の発表はみんなの前に出てもらって伝えてもらいました。

「自分たちで考えて、自分たちで話し合って調整したことを自分たちで伝える」に慣れてきました。

博多女子高校商品開発2年生の彼女たち、やり手になってきました!

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自分が高校生の時はこんなことはできてなかったです。。。

目に見えるほど彼女たちが変わっていくのが分かります。ここまでたったの3ヶ月。

 

福岡県糸島市のJF糸島芥屋支所で生産者の漁師さんに会いに

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代表者5人の彼女たちが来たのはサンセットライブ会場すぐ近くの芥屋漁港。

自分たちが試したことを漁師さんと一緒に、そして、さらに知りたいことを知るためにやって来ました。

車中で彼女たちとの打ち合わせもバッチリです。

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JF糸島芥屋支所長、そして漁師さんたち登場です!同じ苗字の人が3人もいました汗

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今年、どれほどお世話になったことか。

糸島市シティセールス課、水産商工課のみなさん。

動きやすいようにたくさんたくさん力を頂きました。皆さん、熱いんです笑

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そして、大きく成長しはじめた博多女子高校商品開発2年生の代表5名!

糸島から学校まで通ってるメンバーも2人。

でも、二人とも今回の素材が糸島で生産されていることは知りませんでした。

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漁師さんと一緒に学校で自分たちも試した下準備。

「!?」

みんな気づいたんです。私たちが学校で試したやり方と違うことに。

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さぁ、試食の準備です。

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私たちも学校で試したことから考えた準備をしてきましたが、漁師さんも準備をしていただいてました。

まさに「漁師めし!!」です。

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試食の開始です。

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この素材をここまで試して、考えて、多くの方と絡んで進めて来てますが、おそらく国内に今現在、この素材をここまでやっているところは他にないと思います。

 

漁師さんとの対談

クラスでまとめた漁師さんに聞きたいこと。聞きます。

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「辞めたいって思ったことはありますか?」って質問があるとは想像もしなかった笑

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直接お会いして多くのことがリアルに、新たに分かったこともありました。

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お世話になったお礼に博多女子高校商品開発で一番売れ筋商品を漁師さんたちにお土産です笑

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夏前にたった一人の相談からはじまったこの半年のストーリーです。今では

・博多女子高校商品開発2年生

・博多女子高校先生達

・糸島市シティセールス課、水産商工課

・糸島食品産業クラスター協議会

・福岡県海洋水産技術センター

など、一気に総勢80名程のメンバーが絡んだ取組みになりました

ここから更に増え、残りのストーリーはもう既にスタートしています。春には福岡に登場する予定です。

 

関わってるみんなが今までになかった新たな世界に入ろうとしています。

高校生たちがちょっと羨ましい気が 笑。 彼女たちは必死でしょうけど、じっくり味わってもらいたい。と思ってます。


追記(2017.1.25)

★上記取り組みが【地方創生☆政策アイデアコンテスト2016(内閣府主催)】で地方創生大臣賞(最優秀賞)を受賞しました!

chiho

詳しくはコチラへ!>>>

 

■2015博多女子高校3年生商業実践ストーリー【地元企業とのバトルも?!】>>>

 

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