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2017-02-26

私達はセーター・靴下、身近な「編み」「ニット」の事を知っているのか

身近なのに、「編み」「ニット」のことをあまり知らない?

福岡県久留米市の㈱ワールドグローブの本田社長は「編み」「ニット」にこだわり、手袋や靴下などを開発しています。
愛知県の「編み」製造現場を本田社長とまわりました。

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「織り」は博多織など伝統技術としてよくテレビでもとりあげられます。

また、「テキスタイル」や「ファブリック」というおしゃれな響きのジャンルでも基本的には「織り」の布です。

ですがセーターやマフラー、手袋、靴下などは、私たちの身近にある「編み物」です。私達はその日常に在るアイテムの深さをあまり知らないんじゃないかと感じていました。それは本田社長が身近にいるからこそ感じていた部分でも。

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ここまで身近な本田社長(㈱ワールドグローブ)のアイテムのバックグランドにそれをどこまで見ようとしてたかな?と自問自答し、
「ゲージ」「幅」「時間」等の条件で「コスト」「マーケット」「競合」を考え、どう開発するかが重要な部分だと個人的には理解しました。

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海外におされるこの「編み」のジャンル。

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でも現場で出会ったほとんどの顔は今の現状を理解し、日本での「編み」の現場が世界の中でどう生き残るかをしっかり見据え、行動されていました。

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※上記写真中のアイテムは㈱ワールドグローブの保湿・吸湿・抗菌機能をもつ

「コラーゲン加工の糸+和紙の糸」を使った靴下「アルキテクト クール」>>>

名古屋市内のある工場で社長に言われ、印象に残ったのは
「うちは競合が少なく、売れる。続けられる。と思ったのを作ります」と。

つまり、「誰にどう売って、どれくらい長く売るつもりかをしっかり考えて、製造の現場に提案してくれ」と。

 

「織り」と「編み」。その違いは簡単に言うと何?って聞かれたら

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その安直さに怒られるかもしれませんが、「すごく伸びるか、伸びないか」と「製品の形にできるか、できない」かな?と答えると思います 笑
考えたら当たり前なんですが、現場をまわったから意識できるようになった点かと 汗

 


現場を回っている期間中に一宮市で「14th JAPAN YARN FAIR」が開催されていたので本田社長と足を運びました。

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どんどん縮小されているという国内のこのジャンル「JAPAN YARN FAIR」は、日本で唯一の糸の展示会だそうです。

ファッションショーなどもあり、企業、学校、学生の熱は素晴らしかったですし、面白かったです。このジャンルに興味がある方はぜひ行かれてみてください。

海外におされ小さくなりつつあるとは言え、「熱」に触れて何かが触発されるかもしれません。その時はちゃんと名刺を持って受付されて行かれてくいださい_(._.)_

14th JAPAN YARN FAIR & 総合展「THE 尾州」>>>

 

 

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