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2015-07-03

【ビジネスプランコンテスト最終プレゼン登壇】@福岡市スタートアップカフェ

■2015年6月27日(土)13:00 TSUTAYA天神
「ビジネスプランコンテスト」@福岡市スタートアップカフェにて最終プレゼンで喋らせて頂きました。

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私たち小規模メーカーは不足しているコトがたくさんです。

その中でもなかなか語られない【営業機会】の新たな【仕組み】
小規模メーカーにとっての新たな【仕組み】を発表させて頂きました。

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【営業機会】がないと、【デザイン力】【ブランディング】などを伝える機会も、【販促力】【営業力】などを発揮する機会もできません。

【営業機会】がないと、【販路】もできないので【プロモーション】などにもなかなか力が入らない。

ですが、やりたくてもやりたいようになかなか出来ないというのが現状。
小規模メーカーさんは痛いほど分かるかと思いますが。。

小規模メーカー同士が
営業先「情報」「活動」のバックグラウンドを共有し、利用し、参加する小規模メーカーそれぞれが売上を伸ばす可能性を作り出す。

つまり、頑張ってきたメーカー同士が繋がって【営業機会】を圧倒的に増やそう!!というのが目的。

みんなの【営業部】を作るみたいな感じを喋らせて頂きました。


【余談】 長くなるのでお時間ある方に

知り合いがいなければ、知りにくい小規模メーカーの存在。
日本には334万者(全企業の86.5%)に上る小規模事業者がいます。
日本の全企業に占める小規模事業者の売上高割合は10.3%、金額にして約122兆円。小規模メーカー(製造業)の割合は11.2%、市場規模は理論的には約13兆円。
※人の知識をまるで自分の知識のように書いていますが 笑

代表者を含めても数人で運営をしているケースが多く、多くは企画、PR、営業、受注等々、全てに数人で対応・処理しなければならないんです。

福岡のみなさんのまわりには「これはすごい!」と思ってしまうアイテムを必死に事業継続している小規模メーカーがたくさんいます。ホントに。

TVで知られる大手メーカーでも創れない技術を持っているところも。
伝統技術を生かし、新たな伝統技術アイテムを生み出すところも。
などなど、たくさん。

ですが、小規模メーカーにはたくさんのアキレス腱があります。

小規模メーカーが育たないと、
縛られない自由なモノづくりから生まれる斬新な技術、アイディアは育たず、
ゼロから生み出す力を持った人は育たず、
メーカーがお金を生み出さないと、メーカーからお金が流れる業界も育たず、
お金が流れた業界が育たないと小規模メーカーのアイテムを買う人も育たず、
買う人がいないと小規模メーカーも育たず。

負のスパイラル。

小規模メーカーは新たなオリジナルアイテムを開発した場合、基本的にその部分はなかなかキャッシュフローは成り立ちません 笑

それぞれの材料や資材の製作にロットが必要になります。
特に立ち上げ時は
ロット分はけるのに、何ヵ月かかるかと。何年のところも?

そんな現状を抱えているのが小規模メーカーというジャンル。
そんな大変そうな世界なのに、ちゃーんと魅力があるからそこに人がいます。
人がいるから、新たなモノやコトが誕生します。
そんなアホな魅力にとりつかれている人種が日本中たくさんいます 笑
しかも最近は「ニッポン」を意識して、多くが海外を虎視眈々と狙ってる。
間違いなく日本に新たな何かをもたらす人種達がたくさんいる世界です。
コハルを通して、そんな小さなメーカーを立ち上げた人達にたくさん出会えました。

実はまわりにゴロゴロ 笑。

同じフィールドに立つと、たくさんの人たちと繋がってしまって、たくさんのコトがリアルに見えてしまいました。
だから、そんなに話さずとも共感しあえる部分で繋がる事も多々。

ですが、
小規模メーカー同士が具体的な横繋がりをそんなに持ててないとも感じています。
去年の今頃、東京で大手の広告製作をしていた女性の方に問われました。
「大手のやり方でなく、中小企業がお金をかけずに出来るやり方はないか?」と。
明確に答えられませんでした。

おそらく、まだ見つけ出せれてないんです。

約20年前のバブル崩壊以降、日本は新たな仕組みを作り出せれていないと思っています。
やりたい事ができるように、繋がってる人達と答えを見つけだしたいと思います。

1社では大した事はできませんが、まずは共感部分を持っているまわりと一歩づつ進めたい、と。
皆さんのまわりにもたくさんの小規模メーカーさんがいます。
特に福岡は様々なジャンルにウヨウヨですよ 笑


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