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2017-09-28

JR九州・唐池会長、福岡県小川知事に伝えた【ユニバーサルデザイン】開発アイテム

例えばあなたは、目の見えない方に桜の花のカタチを上手に説明することは出来ますか?

少し考えた後、「それは…難しい…」そう答える方がほとんどだと、私は想像します。

もしも大切な人が目が見えなくなった時、あなたが「見ている」世界や感覚を共有出来たなら…と願うとき。

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指先から 『 カタチと意味 』 を同時に伝える新たな瞬間

心恵さん「浮世絵に描かれている日本人の『 うりざね顔 』を、目の見えない方に言葉で説明するのは難しいですよね。」

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でも『2.5D Shine 立体絵画 ART 』なら、指先で触れることで、まずは体感することができます。

『あ、これが目の見える人が話していたうりざね顔なんだ。』って。

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そして、デザインされたエンボスが点字であれば、同時に時代背景や文化などを伝えることができます。今までにない美術館が誕生したような感じです。

 

指先から 『 カタチと意味 』 を同時に伝える2.5D【ユニバーサルデザイン】ツール開発

改札口を通った後に私達は何番ホームがどこ行きか知る事ができ、更にどこに向かって歩けば、目的のホームにたどり着くか知ることができます。

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目の見えない方にとっての駅。【あなたは改札口にいます】
目を閉じて想像してみてください。駅の構造情報が手に入りますか?

制限される情報手段

私たちは、インターネットを通じて様々な情報を得ることができます。スマートホンという持ち運び便利なツールを用いて、どこにいても情報を得やすくなりました。

ですが、目の見えない方にとっては、その両方から気軽に情報を得る事ができません。だから、指先で如何に情報を得るかが大事に。

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【追加情報】2017.11

2017福岡デザインアワード-私達が考える「ユニバーサルデザイン」。それは「気づくこと」から。

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【JR博多駅】手軽に持ち運びが可能で新たな情報ツールとして誕生し、出展しました。
そこにはモノとしてだけではなく、触り心地もテクスチャーアートとして表現。

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また、健常者や地域との繋がりもアートとして表現することで地域のデザインを指先から伝えることができます。
今回は家族愛の意味も含む「博多献上柄」を指先から分かるように。

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2017福岡デザインアワードの一次審査を通過した150以上の出展品があるなか、JR九州の唐池会長、福岡県小川県知事がブースに来られました。

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2017福岡デザインアワード【入賞】

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心恵さんと弊社代表の安武が生み出した【ユニバーサルデザイン】のアイテムは入賞致しました。

現在、国は2020年の東京オリンピックに向けて、バリアーフリー、ユニバーサルデザインに力を入れた施策を国土交通省を中心に取り組んでいます。少しでもお役に立てるアイテムになればと考えています。


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